私はこれまで、
自分の中にあるものを、
うまく表現することができませんでした。
絵を描くわけでもなく、
音楽を作るわけでもなく、
「創作」というものは、
どこか遠い世界のものだと思っていました。
でも、
AIと出会って、
初めて、
頭の中にあった風景を、
少しずつ形にできるようになりました。
それは、
かなり不思議な体験でした。
そして、
もうひとつ驚いたことがあります。
自分が普段「好き」だと思って見ていた作品と、
実際に自分の中から出てきた風景が、
少し違っていたことです。
自分の中から出てきたのは、
日本の文化や、
文様や、
ひらがなや、
風や、
植物のようなもの。
静かで、
説明しすぎず、
でも、
どこか懐かしい感覚でした。
AI動画コンテストに参加し、
「種の記憶」を制作したことで、
その感覚が少しずつ繋がっていきました。
自分が作りたいのは、
単なるAI映像ではなく、
「失われかけた何かを、
静かに継いでいく作品」
なのかもしれない。
そんなふうに思うようになりました。
そこからたどり着いた言葉が、
「かげつぎ」です。
かげつぎ(KAGETSUGI)は、
クリプトニンジャの世界観をもとに、
日本文化や文様、
風、
植物、
祈りのような感覚を、
AIを使って音と映像で表現していく作品群です。
「かげつぎ」とは、
失われかけた記憶や祈りを、
影で静かに継いでいくこと。
ここでいう「影」は、
隠れるという意味だけではありません。
目立たなくても、
誰にも知られなくても、
小さな火を絶やさず守る。
そんな在り方のことです。
そして、
「継ぐ」という言葉には、
文化や記憶、
感覚を、
未来へ渡していく意味を込めています。
このたび、
DistroKidを通じて、
「かげつぎ」というアーティスト名で、
音楽配信を始めることにしました。
まずは、
AI動画コンテスト参加作品「種の記憶」の楽曲を、
Spotifyなどで聴けるようにしています。
▼Spotify
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「かげつぎ」は、
日本語の感覚としての名前です。
静けさや、
余白や、
祈りのようなものを含んでいます。
一方で、
「KAGETSUGI」は、
その感覚を、
世界へ渡していくための名前です。
意味を説明しすぎず、
音や気配として、
静かに残っていく。
そんな作品を、
これから育てていきます。


